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(えっ、一体どうなっているの)
私には何が何やらわかりませんでした。
目が覚めたはずなのに、目の前は真っ暗で手足を動かすこともできません。
「ウウ」
口の中に何か入れられているようで声になりません。
「おっ、気がついたか、里江子ちゃん」
「気を失ったまま、やっても面白くないからな」
(気を失っていたの、私? それに「やる」ってまさか・・・)
「わけがわからないだろうから、教えてやるよ。
里江子ちゃんは学校へ行く途中でスタンガンで気絶させられて俺たちに拉致されたんだよ」
やっと記憶がよみがえってきました。
朝、学校へ行くために駅まで行く途中、いつものように公園の中を歩いていたのです。
そして突然首筋にすごい痛みが走ります。
その後気を失ってしまったのでしょうか、記憶がありません。
「学校には『今日は休みます』と電話しておいたぜ。
十分楽しませてもらったら解放してやるから心配するな」
(楽しませる、ってどういう意味なの?)
私はガタガタと震えてしまいました。
「おい、里江子ちゃん、震えているぜ、可愛いな」
私は、自分が目隠しと猿ぐつわをされて、制服を着たままベッドに大の字で寝かされ両手首と両足首をロープで縛られ体を固定されているのがやっとわかりました。
(何をされるの、私・・・)
【その2へ続く】
[2010/01/06 06:00]
拉致~りえこの場合 |
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