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その週の週末、のぞみはサンキューが運転する車の助手席に座っていた。
「本当に僕なんかでいいのかい?」
まだ、サンキューはビクビクしている。生徒と淫行したのがバレたら即刻クビだから無理もない。
だが、退学がかかっているのぞみも必死だ。のぞみはサンキューの手を取る自分の胸にあてた。
「先生、わたしだってドキドキしているんですよ。だから…」
のぞみにも、(わたし、一体何をしているのかしら)と思う瞬間があったが・・・
「こ、この辺かな・・・」
「ええ、確か次の角を曲がると看板が見えるはずです」
のぞみはサンキューとのエッチシーンを盗撮するために、メールで指示されたラブホテルの指示された部屋に行かなければならない。
自分の部屋に誘ったサンキューは、のぞみがラブホに行きたいと言った時には不審に思ったようだった。処女であるはずののぞみがラブホなどと言い出したからだ。だが、のぞみが先輩から部屋の様子を聞いて初体験の時には絶対その部屋に行きたいと思っていたから、と言うとサンキューも納得した。
部屋は一日貸し切りにしてあり、受付にはのぞみの写真を渡してあるという話だったので、部屋を指定すれば間違いなく入れるはずだった。
「209、空いていますか?」
サンキューが受付で尋ねると、受付のおばさんはのぞみの方をチラッと見て無言でルームキーを手渡した。なんとかサンキューを、盗撮の準備が整っている部屋に連れてくることができた。
(とりあえずは一安心ね)
そう思いながら、のぞみが初めて入ったラブホの部屋の中をキョロキョロと見回していると、いきなりベッドに押し倒された。
【つづく】
[2008/10/29 06:00]
誘惑~のぞみの場合 |
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